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こちらでは、今まで多く寄せられた勝負服に関するQ&Aを紹介します。
A.もともとの競馬の発祥地イギリスで、18世紀の半ばくらいから騎手がいろいろな色の勝負服を着用するようになったようです。
これは昔、貴族の方々や馬主さんが、自分の馬がレース中にどこを走っているか見やすいように、色を決めて騎手に着せたのが始まりのようです。
A.JRA主催のレースでジョッキーが着用している勝負服の服色は、騎乗する馬の馬主さんの登録している服です。
JRAに登録している馬主さんは、馬主さん一人に対して一つの服色登録をしています。
ですからJRA主催のレースでジョッキーが着用している勝負服の服色は、騎乗する馬の馬主さんの登録している服です。
JRAに登録している馬主さんは、馬主さん一人に対して一つの服色登録をしています。
ですから騎乗する馬に合わせて勝負服は用意されています。一日に何度もレースに出る人気騎手の方々は、なんども着替えなければならない事もあるでしょうね。
ちなみに、地方競馬では騎手が自分のデザインした勝負服で騎乗しています。
A.赤1色も立派な服色登録のひとつです。
服色については、身ごろ(胴)の一つの色に対して違う色の柄が1種類まで。
袖の一つの色に対して、違う色の柄が1種類までと規制されています。
もちろん身ごろ、袖ともに柄なしもOKです。
ですから最低で1色の勝負服から、4色使った勝負服まであることになります。
A.体にフィットするために風の抵抗が少ないタイプで、8割くらいがこのタイプの勝負服を使用しています。 また、もう一つはサテン生地でできているサテンタイプです。 このタイプはイギリスからの流れで、昔は体にフィットするために風の抵抗が少ないタイプで、8割くらいがこのタイプの勝負服を使用しています。
また、もう一つはサテン生地でできているサテンタイプです。
このタイプはイギリスからの流れで、昔は本絹(シルク)で作られていました。
今は化繊物ですが、軽くて光沢のある生地です。
特に歴史を重んじる、伝統のある馬主さんや調教師さんから今でも絶大な支持があるタイプです。
A.わかりません…。
これは多数ある競馬用語のひとつのようです。やはりレースで勝負することからきていると思います。
ちなみにイギリスの方では、その色とりどりの服の様子から「レーシングカラーズ」、アメリカの方では、勝負服がイギリスからの流れで本絹を使っていたことから「シルクス」と呼ばれているようです。
A.機能的に仕上げるのはもちろんですが、柄のつけ方が一番難しいです。
服色は馬主さんの顔であり、思いのこもったものです。
柄に寸法の規制はある程度ありますが、どの位置につけるまではうたっておりません。
少しでも立体的に美しく見えるように、どの角度から見てもその柄がわかるように、 仕立てるのが一番難しい点です。また勝負機能的に仕上げるのはもちろんですが、柄のつけ方が一番難しいです。
服色は馬主さんの顔であり、思いのこもったものです。
柄に寸法の規制はある程度ありますが、どの位置につけるまではうたっておりません。
少しでも立体的に美しく見えるように、どの角度から見てもその柄がわかるように、仕立てるのが一番難しい点です。
また勝負服は縁起を担ぐものでもあります。
この業界では、一つの服に複数の手が入ると縁起が悪いとされています。
そのような事にも気を使いながら、一人の職人が最初から最後まで責任を持って仕上げております。
Q 勝負服製作を志したきっかけを教えて下さい。
A 現在の工房は、創設者である祖父の家なので、私にとっては幼い頃から慣れ親しんだ場所でした。ですから何をつくっているのかも理解していましたし、先代の叔父に連れられてよく牧場に行っていたので、馬も身近な存在でした。はじめは別の職種に就いたのですが、その後もずっと気になっていました。
裁縫経験はほとんどなかったのですが、先代の後継ぎがいないという当時の状況もあり、勝負服製作に携わる決心をしました。
Q 仕事を通じて印象に残っていることを教えて下さい。
A 1999年(平成11年)の有馬記念で、グラスワンダー号に騎乗した的場均騎手(現調教師)が、私が初めて仕立てた勝負服を着用して優勝したことです。大激戦レースだったこともあり、とても印象に残っています。
Q 将来物づくりを通じて、競馬に携わりたいと考えている人たちに一言アドバイスをお願いします。
A 勝負服製作の場合、針を扱う細かい仕事なので根気強さが求められます。一人前になるには最低5年の経験が必要です。それを取り扱う生地が一般の服に使用するものとは大きく異なるため、ある程度の慣れが必要であり、 たとえ不器用でも、継続して取り組めば体が覚えるからです。